シンガポール・チェンギ空港にて
ついに、時間が12時を過ぎてそろそろお腹が空いたので、近くにあるファストフードレストランのようなところで、チキンを注文した。久しぶりに対面で話すものだから、すごく緊張した。相手はインド人だったので、やっぱり発音が難しくて何言っているのか聞き取りづらかった。注文したのは手羽先とライス。これで1000円くらい。
めちゃくちゃ高い。本当に高すぎだと思う。まあ、空港だから仕方ないのかぁとおもう。あらためて、なんでシンガポールなのに、ドルで表しているんだろう。まるでトルクメニスタンみたいじゃないかって思った。そして、案の定、Currencyのアプリを見たら、シンガポールドルというのが別にあった!それで、それはアメリカのドルとは違って、1ドル90円ほどだった!だから、これは驚いた。一ドル90円か!じゃあ、そこまで高くない。。とは行っても、僕が注文した手羽先とごはんのやつは1000円くらいするので、まあ量の割には高い。それを食べならがら、シンガポールを感じていた。シンガポールのチェンギ空港は、比較的簡単で、めちゃくちゃ大きい空港だけど、そこまで難しくなかった。次来る時は、どこになにがあるかもうマップが完成していえるので、本当に楽だと思う。
そこでごはんを食べていると、ドイツ人っぽい人たちが近くの机に座って食事していた。だいたい、11時にお食事する人なんて、そういないと思うけど、ちょこちょこいた。すごく栄養悪いなぁとか。こんな時間に食べちゃダメだなぁと感じつつも、やっぱり一日に一食は食べないと自分の健康に悪いし、なによりなにか食べたかったので、食べた。びっくりしたのは、食べた時に歯が痛かったこと。一日なにも食べないだけで、歯ってこんなに弱るの?!って思うくらいだ。僕がごはんを食べていると、そのドイツ人の家族(奥さんと夫と子供)の子供が2歳くらいで泣き出していた。それで、お母さんはたまにゆらしたり、おもちゃを与えたりして泣き止ませようとしていたけど、夫はなにもせずに、ひたすらごはんを食べていたので、あああかわいそう。この子は将来、どんなふうになっちゃうんだろうって勝手に想像して悲しんでいた。よくよく考えてみると、泣き止ませるために必死にかわいがってあげている家族ってそういないんだって思うと、自分は幸せな家族に生まれたなぁっておもった。こうやって見ると、子供ってかわいいなぁって思う。
お腹がいっぱいになったので、あとは待つだけ。だけどそのフライトが夜中の3時になって、30分遅れることになったので、なにもすることがなく、ひたすら椅子に座ってはなにかをしたりと時間つぶしをしていた。脳も働いていないので、なにもやる気が起きない。
そこで、僕はレアと電話することにした。レアはフランス人の友達で、今年の5月くらいに、僕がフランス語の勉強を初めて間もない時にタンデムっていうアプリで出会った子。その子とは、最近頻繁にボイスメッセージでコミュニケーションをとっていて、ある日レアが電話したいというように言ってきたので、いつかしようか。ジョージアへいったらしようと言っていたけど、もう暇すぎて、退屈だったので今しよう!って連絡した。そしたら、ちょうどレアも30分後夜ご飯らしいから、いまがちょうど良い時間!ということで、お互い電話することにした。でも、すごく恥ずかしかった。というのも、電話するのは久しぶりだった。それに、レアとは初めてのライブコミュニケーションだし。だけど、それと同時にすごく楽しい!って感じた。やっぱり、人って大切だなぁって身にしみて感じた。こうやって、なんでもないたわいもない話をできるような人って本当に大切だなぁって。僕はベンチでしようと思ったんだけど、隣に人がいて、おそらく英語もわかるだろうし、もし自分が初めての電話で恥ずかしいということを隣の人に知られて見られたら恥ずかしいって思っちゃった(まだ日本人の考え方が日本を出てから一日も経過していないので、消えていない)ので、歩きながら電話することにした。10キロという重たいバックを持ち、歩きながらレアに電話した。何話したかはあまり明白にお覚えていないけど、レアのおかげでフランス語が話せるようになったから、本当にありがとうってフランス語で言ったり、。。そういえば、フランス語でライブでお話したのは、それが初めて!うわあぁ。いいね!フランス語を使ってフランス人とライブでコミュニケーションした初めての場所が、シンガポール・チェンギ空港のターミナル1の売店の近くって(笑)めちゃくちゃ面白い。
レアとは20分くらいお話して、そろそろ出発だから行かなきゃということで、ばいばいした。学校の話とか、今日はなにやってた?とかそんな話をしていた。僕はレアが日本語を学んでいるということもあり、日本語でなるべく話していたけど、理解していないようだったので、英語で話した。やっぱり、電話で、ネイティブのように話すとなかなか難しいものだよね。でも、レアは喜んでいたので、よかった。
それからのこと、11時間のフライトで水がないとやっていけないって思って、水を買うことにした。古い水がもう少しで終わりなので、新しい水。だけど、それが3ドルくらいして、めちゃくちゃ高かった。本当に。まあ仕方ないのかなぁ。
2時30分くらいになって、やっと空いたので、荷物チェックをすることにした。驚くことに、荷物チェックは本当にめんどくさいくらいだった。だって、トランスファーの場所なのに、荷物チェックを再びしないといけないなんて、セキュリティが本当に厳しいなぁっておもった。それで、僕は仕方なく、荷物チェックを再びした。そしたら、そこの人はシンガポール人だと思うけど、日本語で「みず。だめ」って言われて、ちょっと笑った。はいって。それでぱっと捨てられた。僕はあたりまえのようにおけいってかっこよく言ったんだけど、けっこう傷ついていた。だって、さっきそのために買った新品の水(350円くらい)がそれで捨てられちゃったもん。まさか、そこで捨てられるとは思ってもいなかった。じゃあ、みんな水どうするの?ってすごく思ってたんだけど、どうやら、その後に給水所があって、そこでみんなからのボトルの中に水を持っていた。これは本当に驚きしかなかった。僕は時代遅れだなぁって自分で感じた。このことを知っていなくて。みんなあたりまえのように、自分のマイボトルをもって、水を注いでいた。でも、僕はボトル捨てられちゃってないので、がぶ飲みした。いや恥ずかしいわ。
ついにギリシャ行きのフライトへ
僕は37Aで、早めにはいったおかげで大きなバックも入れることができたんだけど、もし早めに入っていなかったら、やばいことになっていたなぁっておもう。というのも、みんな手荷物が多すぎてパンパンになっていた。それで、けっこうトラブルとかもあって、「僕の荷物こわれやすいものがあるから押すなよ」とか、「これ誰の?動かしていい?」とか、内向的な人もいて、人に頼れずに、ただ呆然としていたり。クルーはその時いなかった。だから、早めに入って良かったって改めて本当に思う。それと同時に、早く内部に入ってよかったって。すごく思う。
そして、。飛行機は離陸。隣はギリシャ人の僕と同じくらいの女性2人。なんか強いんだよなぁ。本当に。普通に僕の座席の境界線のあれに乗せて、押して来て、僕は圧倒されちゃった。ヨーロッパの人は強い!特に、ギリシャの人は主張も強いし、行動も強いし、あああ僕ダサいなぁって思った。だから、会う言う人に本当に惚れるんだよなぁ。主張が強くて、ああやってきちんと自分を通す人本当に魅力的だなぁって思う。
それで、二人はアイマスクをしてすぐに寝ていたので、僕も便乗してアイマスクして寝た。なんか11時間を一緒の席で共にするとどうしても親近感が湧くというか(笑)。離陸してすぐに眠たくなった、というか、もう既に眠たすぎて仕方がなかったくらい。それで、やっとのことで寝ることができた。すぐに寝てしまって、結局起きたのは5時間後だった。足がすんごく痛くて、おそらく寝方を間違えたのかと思うけど。無事にまずは5時間寝れた!それから、少ししてまた眠たくなったので、また寝ることにして、また4時間寝ることができた!本当にびっくりで、11時間のフライトの中で9時間寝れたことは本当に大発見!いままで、飛行機で一度も寝れた経験がなかったけど、本当に疲れていたら寝られるんだっていう大きな発見だった。
11時間後についにギリシャのアテネ空港空港に到着
飛行機は無事に着陸してアテネに到着!到着してすぐに待っていたのは、入国審査。それに40分くらいまった。本当に10キロのかばんを持って歩くのは信じられないほどしんどかった。入国審査は、僕はロシアのイメージがあったから、ああなるのかなぁって思っていたら、ぜんぜん違うくて、本当にオープンだった。みんな笑顔で、こんにちは!とか言っていて、ギリシャっていいなぁって思った。なにを聞かれるんだろうとか、ビザなくて、チケットのこととか聞かれるのかなぁとかそんなことを思っていたけど、全くなにも聞かれることはなかった。
それで、スタンプを押してもらい、ついにギリシャに入国することができた!シェンゲン協定国だから、EUの国はビザなしで3ヶ月滞在できるので、うわあああすごい!!僕はEUにいる!ってすごくいまこの瞬間を感動している。それで、到着してパルテノン神殿に行こうかしらっておもったけど、SIMカードを買わないといけなくて、それはEU圏内であれば使えるらしいけど、僕はジョージアへ行くのであって、EUではないので、これは使えない。だから、どうしても3000円くらいが無駄になってしまうって思ったので、今回はパルテノン神殿に行くのはやめて、まだ次の機会にゆっくりにしようって思った。それで、近くの売店に行ったり。そこは、ギリシャのVOGUEがあったり、いろんな雑誌がって、本当に魅力的だった。ギリシャのVOGUEを見たのが初めてだったので、めちゃくちゃかっこいい!って思った。今日の新聞でも買おうかなぁって思ったけど、そもそも荷物がいっぱいで、いまから8キロに減らさないといけないので、それをするのがまずしんどいのに、それに加えてさらに新聞を買うのはちょっと。。。って思ったから諦めた。学んだことは、今度から旅する時は8キロ以内におさめるということ。これ必須だ。SCOOT航空は10キロ以内だけど、ターキッシュエアラインは8キロ以内なので、これはやばい。どうにかして減らさないといけない。2キロを自分のジャンパーに入れる必要があるので、けっこう大変だと思うけど、まあやってみるしかない。そんなこんなで、ギリシャの空港を楽しんでいたら、けっこう大きかった。僕はバーガーキングを見つけたので、ついに行くことにした。というのも、昨日バーガーキングへ行きたかったんだけど、高いなぁって感じてやめちゃった。だけど、今日は11ユーロだったので、もっと高かった。すべてギリシャ語での注文で、本当に久しぶりだった。英語も使えなかったので、ちょっとびっくりしたけど、まあなんとかなるだろうということで、適当に注文した。11ユーロだったけど、まあまあ。しかたない。こんなもんだ。というか、11ユーロを安いと思わなきゃね。
それで注文を受け取って、食べたわけだけど、ペプシーが1リットルもあり、ポテトも日本のLサイズの二倍以上の量があるもんだから、そりゃ11ユーロしていいし、ちょっと量が多すぎるって思った。これはギリシャの性質なのかな?って思ったり。
ここで、もう5時間くらい滞在して、日記を書いたり、友達にVoiceメッセージで返信したり。ギリシャ人がけっこう多くて、特徴としては、声が大きい、自由人、ノリがいい。って感じかなぁ。バーガーキングに、なんか紙で作られた王冠のようなものがたくさん置いてあって。高校生とか、大学生、それにおじいちゃんや30代の人までみんなかぶって、食べ物を食べているから、みんなノリいいなぁって思った。日本人だったら、絶対「こどもっぽいからやらない」とかそんなかんじでやらないから、ちょっともったいないなぁって思った。日本もこんな感じに、こどもっぽくなればもっと開けるのになぁってね。そう思った。ギリシャはすごく興味深い。特に、ギリシャ人が。本当にいままで関わったことがない人種だからこそ、本当に興味をそそられる。また、ジョージアを出て、ラトビア、フランス、セルビア。その次くらいにギリシャに来ようかなぁって。だけど、夏のほうがいいかも。って思ったから、一旦日本に帰ってきて、それから行こうかなぁって思ったり。今日のフライトは夜中の3時。日本は朝の9時。さて、頑張って、それまで耐えよう。あと少しで到着!
ずっとバーガーキングで待つこの苦しさ
バーガーキングで8時間以上滞在して、自分のこの日記を投稿できるプラットフォームも作っていきたいなぁって思ってるから、そのコーディングをしたり。だけど、そろそろ店員さんも怒らないかなぁって不安だったから、場所を変えることにした。
それに、3時に出発のトルコの飛行機に乗り遅れないように、きちんとあらかじめターミナルを確認しようと思って見に行ったら、重さを測るのに1ユーロ取るマシンがあるくらいだった。つまり、重さにはとてつもなく厳しいぞっていうメッセージなのかもしれない。だから、それを忠実に守るために、しかたなく僕は2000円をユーロに変えた。その時、1ユーロは144円なのに、交換所で変えたら、なんと169円だった。これはやばい。
それで、3ユーロ分のコインをもらったので、良かった。チャンスは3回。というか、8キロ以内に収めたい。それから、食べる場所を変えて、おもしろいギリシャの食べ物なのかなぁって思うくらい、なにかサンドが売っていたから、それを買おうと思って、そこでそれを買った。そしたら、その店員さんは日本語で、「ありがとうございます」って言ってきたのでとてもびっくりしたのと同時に、とてもうれしかった。ありがとう。
それで、そこの近くでずっと営業をしたり、いまの案件をやったり。だけど、頭がもう動かないってくらいクタクタかも。
最初の災難が降りかかる。なんと、、フライトがない!?
そして、ある時、11時くらいになって電光掲示板を見たら、なんと3時50分発のイスタンブール行きのフライトがない!!!なんで!?やばい。。同時に、非汗をかいた。これはやばい。なんで。それで、急いで、Turkishエアラインの受付のおじさんに聞くことにした。それで、「この日程が、電光掲示板に掲載されていないんだけどなんで?」って。そしたら、「そんなの、キャンセルだよ!その飛行機は9月にもうキャンセルになってるよ!」って言われた。まじか、、、ちょっと!!!え、、?!どうするの?。。。。それで、人通りが少なくなったアテネ国際空港をうろちょろして、本当に動揺がしてもしきれなかった。まじでキャンセル?なんでキャンセルになるの?本当に意味がわからない。それで、Wi-fiでままに連絡しようとか、じゃあそれはロシアの影響で!?それなら、ここからトビリシはないの?とか、そんな不安を払拭してくれるインターネット。それが使えないんだよ!なぜなら、Wi-fiがたくさん使いすぎて利用制限担ってしまったんだと思う。パソコンもつながらないし。もう終わった。。。一番早い解決手段は現地のSIMカードを買って、通信手段を手に入れ、ホテルを予約し、アテネ周辺で休む。そして、フライトを予約して日本に帰るという一度出直しプラン。やばい。本当に窮地に陥ってしまった。だけど、それは僕にとって快感でしかなかった。同時に、僕は、あああああああ生きているぞおおおおお!って思った。一人、インターネットも使えず、チケットを買う十分なお金もないだろうと頭の中が過る中、とにかく水をかった。1.2ユーロした。それから、えっと、一階にSIMカードを買う場所が合ったと思うので、そこに行くことにした。で、なんとそこのお店の人はいたけど、ゲートがしまっていて、聞いたところ、ちょうど今しまってもうごめんねって。明日は何時に開くの?って聞いたら、朝の6時。なるほど。僕はしょんぼりした。ああ、僕は難民みたいだ。難民ってこんな気持ちなんだって、難民の気持ちになることができた。本当に。つらい。ベンチで寝るしかないのか。ギリシャの空港で。なんておもしろい人生なんだ。20年後、アテネ空港は思い出の地になった。すでに思い出の地だけどさ。本当に。
人間は死ぬかもしれないと思うと必死になる。これが本能だ。
でも、ふと思いついたのが、コミュニケーション。もうインターネットも使えず、フライトは中止になり、あとなにができるかって、コミュニケーションをしてその問題を聞き出すしかない。ということで、information centerへ行った。そこで、Wi-fiが繋がらないんだけど、なんで?って焦って説明しても、相手もごめん。わからないって。あそこにインターネットがあるから調べてって言われた。なので、後ろのフリーパソコンみたいなところで調べた。だけど、その気もない。頭が動かない。もうどうしていいかわからない。だから、もう仕方ないので、もう一度。WI-fiが動かなかった。そういえば、このフライトがキャンセルされたかどうか調べてくれる?って。それで、そのおばさんは調べてくれた。見るところによると、そのフライト番号はないらしい。つまり、キャンセル。それで、そのおばさんに一番早い便でイスタンブールに行く方法をしらべてって。それで、調べてもらった。そしたら、明日の8時にあるらしい。それで、そのフライト番号を書いてもらって、上の階で買ってって言われたので、行くことにした。だけど、どこで買えばいいかしらないので、また2階のインフォメーションセンターに行って、どこで買えばいいのか聞いた。そしたら、その人はよくわからないギリシャなまりの英語で、「Gなんとかかんとか」って言われて、まっすぐいって左と言われたので、もうしらんと思って、とりあえずそのとおりにした。だけど、見当たるものがなくて、ひとつだけ青色のカウンターがあったので、そこに行くことにした。そこで、その紙を見せて、運がいいことに、おばさんは僕の話をうなずいて聞いてくれたので、本当に優しかった。それで、そのおばさんにトルコのイスタンブールに行く方法を調べてもらった。それから、実は僕はトビリシに行きたくて、最短でトビリシに行く方法はない?って聞いたら、あるよ。今日。って。なので、まじかっておもって。それで、その便を買うことになっちゃった。値段はいくら?ってきいたら、322ユーロ。48000円。やばすぎる。日本からトビリシまで58000円で買ったのに、アテネからトビリシまで48000円って。でも、仕方なかった。それで、とりあえず買うしかなかった。なので、クレジットカードと、自分のパスポートを渡して登録してもらった。でもそれで、一息ホットした。本当に。お金は貧乏すぎてないけど、とりあえず命はある。もしこのままSIMカードを買って、ギリシャに滞在して次の日本行きのフライトがあるまでにお金がつきて死んでしまうっていうシナリオもあるわけだから、とりあえず命があってよかった。だって、クレジットカードもビジネスカードが間に合わなかったから、月20万円までしか使用できないし。それで、今14万円だから、もう使えない。それに、手持ちのお金は2万円。爆笑。なので、もう死ぬしかない。でもな!!僕はいくら貧乏でも、すぐに行動したかったんだ!だから、もういいんだそれで!!!!!って言う感じ。で、今チケットを買うことができたので、おばさんに何キロまでおk?って聞いたら、8キロ。なので、結局イスタンブールに向けて整えて、全ての重いものを上着の中にいれて、まるであの手榴弾を投げるあのキャラクターみたいなかんじの装備になって、それを一旦キャンセルって知って諦めて中にいれて、また再びその装備をしなければいけなくなった。それで、それら全部をまた装備して、中身を10キロから8キロくらいに軽くして、ありとあらゆるものを自分のコートの中に入れた。そして、ついにカウンターへチェックイン。そこで、帰りの便は予約したの?って聞かれたので、ラトビア行きのやつを予約したよって行った。その人のところには僕だけしかいないので、荷物を測ったところ8.2キロだったけど、まあオーバーしても多めに見てくれるだろうって思って。それで、荷物はなにも言われなかった。良かった。。まあ、もちろんずるしてだけどね(笑)。それで、そのチケットを発見してもり、ついに手荷物検査まで行けた!そして出国審査。出国審査のところでは、出国審査官は携帯のゲームをしながら、ハロー!!って言って、おおお!ジャパン!こんにちは!って言われた。なんて自由な出国審査官なんだろう(笑)。パスポートを返却されるときは、ありがとうって言ってくれたので、僕もありがとうっていった。これが、唯一の気分が良いことだった。最近(直前の2時間くらいで)で。やれやれ。それで、やっと通り抜けて、いまからトビリシへ。到着は4時らしいので、まずはSIMカードを買わないといけないので、それをクリアしないとなぁ。それにしても、本当に生きていてよかったって思えるほどの、人生で最大レベルの危機だった。ここで、お金があればぱっとホテル予約して泊まれるのに、僕は今は貧乏だから、そんなことができなくて、死ぬしかないのかって思ってしまうほど。でもね、言わせてもらうけど、人間的になるほど、人生はおもしろいんだ!つまり、旧石器時代、本来の狩猟採集時代の頃の「人間」の生き方に近づけば近づくほど、そこに人間らしさがある。すべてお金で楽できて、その先のプランがわかっていては、そこには燃えるものがないじゃないか!だから、僕は今回の経験は本当に良かったと思う。僕は最高な経験だった。それに、いままで久しぶりのコミュニケーションで、おどおどしていたけど、一気にはっちゃけた。もうなんでもできるやん。俺たち人間だぜ。できる。なんでもできる。そう。そうだよ!できるよ!よし!トビリシ行ってきます!来月はキツキツだなぁ〜。改めて思うんだけど、人間の底力ってすごいなぁって。うん。人間ってすごいや!さすが文明が発展してきて、いま一番上にいる生き物だなぁって!自然の次に。それに、今回48000円で僕は命を繋いだわけだから、そう考えると48000円なんて安いもんだなぁ!って!
安いチケットを買ったら逆に損することがあることもしっかりとインプットできたし、すごく良い経験になったと思う。来月はキツキツだなぁ。あっ。でも、ジョージアの平均月収3万円だから、逆に僕はジョージア人の生活を体験できるんだ!そう思うとワクワクする!楽しむぞおお!そっちの方が、むしろ人間らしくていいじゃないの!
しかも、当日に航空チケットを買うのは初めてだから、やばい!なるほど。航空チケットを当日買う気持ちってこうなんだなぁ〜って。本当にそんな不思議な気持ちというか。でも、いいよなぁ。当日あの場所に行きたい!ってすぐに買えるなんて。ぼくも、いつかそうなる!
それから、ギリシャのAEGEANに乗った。そこでは、ジョージアの直行便だから、ジョージア人がたくさんいた感じ。機内食もあって、普通に美味しかった。それに、ココナッツの匂いがして、ギリシャのエーゲ航空が大好きになった!
それからのこと、そこでは、温かいパン(ギリシャの食べ物)を出してくれて、すごく美味しかった。それから、あまり良くは寝られなかった。真ん中だったし。席。それで、結局のところ3時間くらいでジョージアに到着した。トルコ上空を通過してトビリシへ!
ジョージアへ!ついに2.5日かけて目的地へ到着!
到着してからは、やばかった。大行列。今の時期ロシア人の入国が毎日あるからなのかもしれないけど、とにかくジョージアに入国するロシア人が本当に多すぎる。それで、約40分くらい。まるでアトラクションの列のようになった。それで、ようやく入国できた。僕は、他の人とくらべて人種も違うし、特別なのかしらないけど、なにも聞かれなかった。中には、警察に事情聴取されたりとか、入国を拒否されていた人もいた。本当に可愛そう。みんな同じ人間なのに、あれだけの人がいるんだなぁって思って、やっぱり地球ってすごいなぁって感じ。入国できたら、さっそくSIMカードを購入。SIMカードは17ラリだったので、約800円。そんなに高くない!それで1ヶ月。SIMカードを買ってからは、日本円をラリに変えようとしたんだけど、あまりにもレートが悪すぎてやめた。5000円払って、25ラリしかくれないのはひどすぎる。
それで、結局タクシーを呼んで、家まで送ってもらうことに。なんと40ラリしたので、すごく高かった。家を見つけるまでも本当に大変。やっとのことで、到着したと思いきや、それからは家を探さなければいけない。ということで、渡された紙を参考に、とても暗い中、なんども小さい庭みたいなところを出入りしてついに到着した。本当に怖かったけど、あんな体験は普通ではできないので、本当に良い経験だったと思う。見た感じ、スーパーも近いのでまあいい感じ。
そんなこんなで、僕はやっとトビリシの宿に到着した。ここまですごく長かった。ここまで、8ヶ月、9ヶ月。だけど僕はついに海外で暮らすという夢を叶えたのだった。