一年ぶりにマーシャとニキータと会い、黒ビールを飲む

実は、マーシャとニキータはチェコに住んでいるということで、会いに行くことにした！しかも、彼女らはプラハの中心街に住んでいるらしいので、めちゃくちゃ自分のホテルから近かった。マーシャと出会ったのは、僕が交換留学生でロシアのサンクトペテルブルグに留学している時。同じクラスをとっていて、そこで出会った。

ちょうど、そのときに家に招待してくれて、みんなでパーティーを開いて・・・懐かしい。そんなことが1年前にあったなぁって。それで、バイバイする時に彼女は、またチェコかロシアか日本で会おう！ってそんなことを言っていた。それで、最後にバイバイしたのは2022年の1月26日。そして、今日は2023年の1月28日。なんと！2日違ってしまったけど、ほぼ1年前だった。こんなことあるんだなぁっていうことに僕も驚きが隠せなかった。まさか、チェコでマーシャたちと会うなんて、全く予感していなかったことだから。

昨日の夜に買ったヨーグルト

中心部から20分！めちゃくちゃ近い場所に住んでいる二人

なんと、昨日の前までフランスに旅行していたらしく、昨日帰ってきただとか。だから、連絡をして会うことにした。彼女の住んでいるアパートはここから30分くらいのところで、すごく近かった。普通に歩けば20分で到着する。僕は、基本的に歩いている時は音楽を聞いているので、歩いているとすぐに時間が経ってしまう。だから、20分で到着しちゃうのかぁって思うほど。さて、それで僕はフラットを出発してあるき始めた。そこはけっこう坂道で上り坂だったり下り坂だったりでとても大変だった。

チェコの街は、ほとんどがコンクリートではなくて、石。つまり、石が埋め込んである道路。だから、僕のニューバランスの靴で歩くと、コンコンって音がなるんだ。その音が気持ちよくてね。やばいんよこれが。だから、ずっと歩いていたくなっちゃうよね。さて、そんなこんなでマーシャの家の前に到着。そこで待っていると、彼女が来た！本当に久しぶりで、だけどこうやってあえてすごく嬉しかった。それで、お互いにハグをして、家におじゃますることに。

エレベーターは手動、お風呂は黄金。やばい。

マーシャに家は本当にお金もちなのか知らないんだど、めちゃくちゃいいところだった。なんと、エレベーターは自分で開けるタイプで、ホテルマンがいてもおかしくないもどだった。1階に降りてきたら、木の窓付きのドアを開けて中に入るタイプ。それで、家におじゃますることに。そうすると、大きなドアがあり、いくつものドアがあった。キッチンも本当に大きくて、トイレとお風呂は一緒の部屋だったんだけど、トイレットペーパーのケースは黄金色。お風呂も大理石と黄金色のヨーロッパの王宮のようだった。そして、リビングルームは大きすぎるほどのシャンデリアと天井がすごく高くて、レゴのハリーポッターのお城があった。それから、クリスマスツリー。それから、ニキータのドラムやギター。本当にやばかった。ベットルームも大きすぎるし、景色も最高すぎた。なんでこんなにすごいんだよって思ってしまうほど。

いままで訪れた家の中で、一番リッチだった。やばすぎてやばい（笑）。それで、いくらなのかなぁって聞いてみると、なんと家賃は17万だった。フランスのモンパルナスよりも高かった。だけど、もちろんこれは広いからだろうなぁって。それにしても、驚くほどの価格だった。なんでこんなに高いの！って。２人でこの大きさは十分すぎるよなぁって思ってしまうほどだった。だけど、マーシャとニキータ夫婦は本当に面白いなぁって思った。それからのこと、準備をしてビールを飲みに行くことにした。その前には、キッチンでお茶を飲みながら、この１年なにをしていたのかについてお話しあった。

彼女の冒険について聞く。すごく楽しそうだった

彼女は、海賊のような船でヨーロッパを４ヶ月くらい旅をしていたり、それからフランスのアルプスでハイキングをしていたりしていたらしい。それもすべてニキータのお金でやっているらしく、ニキータは家で仕事をずっとしているだとか（笑）。本当に、この２人、お互いを干渉し合わない、自由人でいい夫婦だなぁって思った。４ヶ月いなくても、ぜんぜん気にしないなんて（笑）。本当に、いろんなことを聞かせてくれて、すごく面白いかった。僕も、なんでチェコを選んだのか、今はなにをしているのか。そんなことを聞かれたので、お答えをしたり。

それから、マーシャはサンクトペテルブルグを戦争が始まってからすぐに脱出したらしく、１年くらい帰っていないだとか。だから、僕とほとんど同じ感じだった。今はテレビを見ている人ほとんどが洗脳されてしまっていて、マーシャの家族も洗脳されてしまっていて、なにもかもトキシックであることを教えてくれた。それに、もしニキータはロシアに戻ったら、戦争のおたよりが届いて、ウクライナに行かないといけないらしいので帰らないだとか。

そんなことを言っていた。本当にやばすぎる。本当に、チェコにいてよかったって思った。こんな罪のない人がお互いを滅ぼし合う戦争。本当に無駄だと思う。さて、それからは僕の冒険話をした。ジョージアはどんな国か、食事はどうかについてだったり、ラトビアのお話、フランスのお話も。聞くところによると、エストニアとリトアニアもほぼ一緒のようなものらしい。

近くの酒場で黒ビールとポテトを食べる

それからのこと、準備をしてビールを飲むことにした。近くの酒場へ行ったんだけど、そこはうるさすぎて、本当にやばかった。

とりあえず、ビールを飲んで、ポテトフライを注文して。だけど、話す声が聞こえないほど、周りはよっぱらっていて、今日はチェコ対どこかの国で、サッカーをしていたので、それでみんなすごく盛り上がっていた。それで、ここはあまりお話するのに良いところではないねっていうことで、すぐにビールを２杯だけ飲んで移動することにした。

僕は既に少し酔っていた。黒ビールはすごく美味しいんだよなぁ。チェコのKozelと日本のKozelは作り方も違うらしく、どうやらチェコ産ではないから、味も違うだとか。そんなことを聞いた。僕はあまりビールを飲まないのでわからないんだけど、まあ現地のビールが一番おいしいよなぁって思った。それに、チェコは一人あたりのビール消費量が世界一で、190リットルだとか。ヤバすぎた（笑）。毎日500ミリリットルを飲む感じ。それに、チェコのビールは安すぎで、水よりも安い。一本500ミリリットルで90円くらい。本当に安すぎると思う。

2軒目（笑）

さて、それから違うところに移動することに。次はクラフトビールのお店だった。そこでも、僕はフルーティーなビールを注文した。味は本当に甘くて、すごく美味しかった。そこでも、本当に色んな話をして、話が尽きなかった。だけど、僕は酔っ払っていたので、あまり覚えていない。だけど、本当にたのしかったなぁ。それで、2時間くらいお話をして、お会計はいつもニキータがごちそうしてくれる。なんせ、僕とニキータ、マーシャは10年上だから、払ってくれるのかなぁ？わからないんだけど、とにかく、10年上とは感じない、対等にお話をしてくれる。

これって素敵で、すばらしいよね。だからこそ、おもしろいお話ができる。気を使わなくていいから本当にいいよなぁ。日本は上下関係だったり、目上には敬語とかよくわからないことを教えられたので、それ通りにしない人を「失礼」と呼ぶ。これは明らかに、日本社会に洗脳されている。もう、みんな対等でいいじゃないか。僕はそう思う。対等だからこそ、そこにおもしろい会話が生まれるんだよ。

さて、それからまたチェコか、日本かどこかで会おう！ってハグをして、バイバイした。素敵な時間だった。本当に本当に。マーシャとニキータと出会えてよかった。