朝起きたのは、なんと11時。本当はもっと早く起きないとなぁと思うんだけど、久しぶりのホテルで自由なダブルベットがあるものだから、とっても気持ちよくて遅くまでつい寝てしまった。
今日は、Kopi Luwakをめざしてウブドよりももっと上のエリアへ向かうことに。
近くのレストランでお昼ごはんを食べる
僕の宿泊しているホテルから近いインドネシアのレストランで、お昼ごはんを食べることに。そこのレストラン限定の、ソーセージが使われているナシゴレンと、あずきのような黒色のお米とココナッツが入った、まるで日本のぜんざいのようなデザートも注文することに。
最近、本当にいろいろと気にせずに注文してしまう。だけど、やっぱり食べたいものを食べることはとても大事だと思うし、それが幸せにつながると思う。食べすぎはよくないけれども。
味はとっても美味しい。本当に、インドネシア料理は東南アジアで一番美味しいと今でも改めて思う。食事を待っているときは、昨日買った「Good vibes, good life」を読んで待っていた。
バイクタクシーに乗って、Bali Prinaへ向かう
食事を食べ終えてから、その近くでバイクタクシーを呼ぶことにした。当初は、「バイクをレンタルして、山奥に自由に行く」か「バイクタクシーを呼んで、帰りに帰ってこれないリスクを背負うか」について迷っていた。だって、コーヒーを扱っている施設は山奥にあるから、どうしてもそこは電波が通らないところ。だからタクシーを呼ぶのも苦労すると思うし、タクシーのおじさんたちはいないと思う。だから、バイクでいったほうがいいのかなぁって思う。だけど、バイクに乗るのもちょっと怖いと感じたり。
それで、結局最悪歩いて帰れるところ、といっても20キロくらいあるんだけど、そこへ行くことにした。
幸いなことに、バイクタクシーのおじちゃんはとても優しい人で、コーヒーの施設についてすごく知っていて、Bali Prinaよりも違う場所のほうがいいよっていうことを教えてくれたり。だけど、調べてみると評価が5つしかなかったので、4000個のBali Prinaのほうが信憑性があるというか、安全を考慮してその選択をした。人間ってそんなものなのかな。
僕は、マレーシアにいるときのSufiで学んだことが、「安全だと感じたり、いい人だと思った人の言う事は、素直に聞くと良いことがある」ということだった。
今回のバイククシーのおじちゃんもとても優しくて、人間的にいい人だなぁって感じたんだけど、僕はBali Prinaに行くことにした。おじちゃんはとても悲しそうだった。なんだか、おじちゃんがおすすめした場所に行かなくて申し訳ない気持ち。でも、いいんだ。それは。自分の選択なんだから。
だけど、おじちゃんはすごく優しくて、わざわざ僕がBali Prinaにいるときに待っていてくれるらしく、1時間くらいだったら外で待っているねって。どれだけ優しい人なんだろう。
バイクに乗って移動しているときは、本当にたくさんの村を通過して、小さな森を通過して、途中ライスフィールドがあるところ通過して、そこには観光客もちょろちょろいたり。だけど、ほとんどの人がバイクを運転していたので、これは次回来るときはバイクをレンタルしたほうが良さそうだなぁって思った。
そして、僕たちは20キロという長い道のりを経て、Bali Prinaに到着する。
Bali Prinaは、Kopi Luwak生産工場のような場所だった
自然豊かな場所の一角にあるKopi Luwakを作っている場所。そこは、「森の中にある小さな村」という印象を与える場所だった。
僕は、到着してすぐに受け付けの人に紙を渡されて、それがエントランスチケットだとか。入場料というものはなくて、中で食べた料理やお土産を一緒にその紙を持ってお会計するだとか。
外で、おじさんとWhat’s appを交換しようとしたんだけど、どうやら電波が届かなくて僕は交換することができなかった。だから、とりあえず電話番号を入力して、連絡先を交換した。おじさんがいなくなってしまったら。僕は帰ることがすごく困難になる。それにして、彼は本当に優しいなぁと感じた。
Bali Prinaに向かう途中は、ブランコがたくさんあったりしたので、「もし帰りに、ブランコをしたかったら寄るから言ってね」って言ってくれたり。だけど、ブランコは200000ルピアするので、けっこう高かった。それに、僕はその感情を友だちや恋人と共有したい。だから、一人でやるのはなんだか寂しく感じた。次に、誰かと一緒に行けたらいいなぁなんて思う。
それからのこと、ついにおじさんと1時間後に会う約束をして、僕は内部に入った。
大きな石でできた門をくぐった瞬間、中には森のようにたくさんの木々が生い茂っていた。コーヒー豆だったり、カカオの豆がたくさんあった。
近くにいたお姉さんがガイドさんらしくて、僕をいろいろと案内してくれた。どうやってコーヒー豆は生産されているのかとか、コーヒー豆の構造だったり、味だったりを詳しく説明してくれた。僕は、Bali Prinaはカフェだと思っていたんだけど、どうやらコーヒー豆生産場所で、そのツアーが終わってから、奥にコーヒーを飲むことができる場所がある感じだった。本当に森のようで、どこになにがあるのかすごう迷う感じだった。
コーヒー豆についての説明
まず、お姉さんはコーヒー豆の説明をしてくれた。
真ん中にあるものが、Luwak猫から出されたコーヒー豆。未消化の状態で出てくるらしいだとか。
それを水で洗うと、右のコーヒー豆のようになって、それをさらに皮を向いて、ローストできる状態にしたものが一番左のコーヒー豆らしい。なんとも興味深いもの。
Kopi Luwakと普通のコーヒーの違い
Kopi Luwakは、ジャコウ猫にコーヒーの実を食べてもらって、胃の中で未消化になったコーヒー豆がふんとして出てきて、それを洗浄してローストするのがKopi Luwak。
だから、基本的に長時間ローストしたりしないらしいので、色は茶色。だけど、たくさんローストする普通のコーヒーは、色は真っ黒に近い色らしい。
ガイドさんは、わざわざ豆を向いて、コーヒー豆は3層構造をしていることを見せてくれた。普通のコーヒー豆は、外側に黒色のやつがついているんだけど、Kopi Luwakの場合はそれがなく2層構造になっているらしい。
酸味と苦味についてのレクチャー
次は、コーヒー豆の味についてのレクチャー。ローストをすればするほど、苦味が増して酸味がなくなる。それと同時に、カフェインの量も減少するらしい。
だけど、ローストをする時間が短いほど酸味が増して、カフェインもたくさんある状態だとか。そんなことを教えてくれた。それは知らなかったことだったので、新しい知識だった。
最後に、ローストとグラインドについて
Kopi Luwak用のコーヒー豆がローストできる状態になったら、まずは鍋のようなところに入れて、45分間焙煎するらしい。それから、なんと臼と杵を使ってグラインドをするらしい。これは、信じられなかった。
僕はてっきり、機械を使ってグラインドするのかなって思っていたんだけど、どうやらそれは違うらしい。こんなふうに手作業で一つ一つグラインドするなんて、本当にすごいなぁって思ってしまう。そりゃ、Kopi Luwakは高級って言われるのは、すごくわかるような気がした。
ついに、Kopi Luwakを飲む時が!
ツアーは終わって、カフェに案内された。僕は、そこでKopi Luwakを飲むことに。本当は、5種類あるコーヒーの飲み比べセットがあって、それもすごく興味があったんだけど、やっぱりせっかくここに来たんだから、Kopi Luwakを飲みたいって思って、Kopi Luwakを飲むことにした。
それから、バナナダンプリングにココナッツの皮がついたスイーツも注文した。とても高かったけど、もちろんこの場所は山の奥にあるところなので、それは理解していた。それに、Kopi Luwakを500円で飲むことができるのは信じられないほど安いと思う。
僕は、それをいただきながら、バイクタクシーのおじさんのことを考えていた。あと何分で戻らないといけないのかって時間に追われる感じだった。もちろん、彼をリスペクトして、そうやって時間通りに行くことはとても大事なことだと思う。だけど、改めて、もっと勇気を持って、無免許で運転したことがないけど、レンタルして自分の自由になったほうがもちろんいいなって思った。バリ島では免許がなくてもバイクをレンタルできてしまうからね。
Kopi Luwakの味は、なんとも言えない、少し酸味がある感じなんだけど、でも独特でフルーティーな味わい。とても美味しいなぁと感じた。でも、やっぱり僕はセブンイレブンで働いていたときに、毎日のように作ってくれた山口さんのコーヒーのほうが美味しい。
だけど、森の奥深くで飲むこのコーヒーも、すごく美しいと感じた。同時に、ジャコウネコの口に入り、そこから発酵されて、うんちとして出てきたコーヒー豆をローストして、グラインドして、淹れられるというストーリーを想像しながら飲むコーヒーは最高だった。
だけど、コーヒーをゆっくり飲んでいるときも、頭の中にはタクシーのおじさんを待たせてはいけないというマインドが働いてしまい、それはやっぱり問題であり、台無しだなって思った。これは教訓。次は、バイクを運転しよう。勇気がいることの先は、いいことが待っているんだ。それは間違いないこと。
コーヒーを飲み終わり、お土産屋さんへ向かう
コーヒーを飲み終わって、お会計はどうやらお土産屋さんでしてほしいとのことだったので、僕は渡された紙を持ってお土産屋さんへ行く。男の人がわざわざ案内してくれて、「ようこそお土産屋さんへ」って言ってくれるほど。本当に、ブランド化がすごいなぁって思う。そこまでしてくれるっていうことは、このBali Purinaは相当ブランドに成功しているコーヒーファクトリーなんだなぁって思う。
実際に、お土産を見てみると、ほとんどが「Kopi Luwak」だった。それと、Bali Purinaで作られたカカオのチョコレートだったり、お茶もおいてあった。だけど、メインはKopi Luwakだった。
大きいものは1万円、中サイズは6900円、小さいサイズは2800円だった。確かに、現地の相場からすると、バカ高い。だけど、僕は山口さんと、プログラミングコミュニティでお世話になったチルーさんと僕の家族に買うことにした。それから、後悔をしたくない・・・!って思って、そこでしか買えない、カカオチョコレートも買うことにした。なんと、それは2800円。めちゃくちゃ高い!だけど、後悔しないよりはいいと思う。
それで、無事に買うことができて、最後には写真を取ってもらったり、Luwak猫と一緒に写真を撮影したりした。
エントランスに戻り、おじちゃんの元へ!そして、ウブドへ戻ることに
エントランスに戻ると、おじちゃんがいた。僕は一安心した。もし、彼がいなかったら僕はどうなっていたんだろうって。ネットが繋がったとしても、タクシーアプリを開いてもバイクのマークをタッチすることができなかった。つまり、バイクはないということだった。だから、本当におじちゃんのおかげだった。
僕は、いつのまにか、現地で出会った人ではなくて、おじちゃんと一緒に旅をしている感覚だった。なぜか不思議な気持ち。本当は、ヨーロッパの美女だったり、現地で出会った友達と一緒に仲良くなって、旅を一緒にしたいと思っていたけど、どうやら今回はその運があんまりない感じだった。
そんな時も人生ある。でも、ポジティブに考えると、こうやってインドネシアに来て、「インドネシア人」と関わることができるのも、とても貴重なものだと思う。彼は、ジョコ大統領に似ていたので、ちょっと親近感を感じてしまったり(笑)。ジョコ大統領の弟だったらどうしようかしらってバイクに乗っているときに想像していたり。
彼が持っていたヘルメットは、濡れていてすごく臭かったので、僕は帰ってからすぐに頭を洗わなければいけなかった。だけど、そんなことよりも彼のおっとりとした性格はすばらしいなぁと感じる。
僕は、Ubudに戻りたいと言って、戻ることにする。「いくら払えばいい?」って聞くと、「君次第だよ。君の自由にして」と言われた。それで、僕が迷っていると、「100000ルピアでいい?」と言われたので、それはちょっと高すぎると思った。だから、50000ルピアでいい?って言うと、彼はいいよって言う。それで、僕たちはUbudへ戻ることに。
戻っているときは、ずっとおじさんのことを考えていた。彼はとてもいい人で、すごく心が温かいなぁと感じるし、フレンドリーだなぁって。だけど、みすぼらしくて、ジャージもすごく汚かった。だから、どうしても、「応援」したくなってしまった。確かに、100000ルピアは高い。だけど、おじちゃんは時間を使って待っていてくれたし、貴重な人生を僕に使ってくれた。それに、すごく温かいし。だから、もし自分の財布に50000ルピア札がなかったら100000ルピアをあげようって思った。それで、財布にはなかったので、100000ルピア渡すことにした。
それにしても、合計40キロの道のりで、1370円って安いよね?本当は、普通にバイクを呼んでいたら740円だった。だけど、おじちゃんはすごくいい人だったので、僕はどうしても100000ルピア払うことにした。
人にお金を使えば、なにかの形で戻ってくる。これは、真実で、僕はたくさん、数え切れないくらいに経験した。
だから、これはいいことだと僕は思っている。
途中、ライスフィールドに差し掛かったときに、一旦バイクを止めてもらって、写真を撮影したりした。
それから、バイクタクシーのおじちゃんに写真を頼んで、写真を取ってもらったりも。これだけしてもらえるのは、本当に嬉しいことだった。タクシーの人がこんなにフレンドリーで、僕はハッピーだった。一緒にも写真撮影した。
そして、無事にUbudに到着して、僕は100000ルピアを支払う。おじちゃんは、50000ルピアをお釣りで返そうとしていたので、僕はそれを断る。おじちゃんはすごく嬉しそうだった。でも、僕も実はすごく嬉しかった。こうやって、おじちゃんに50000ルピアでいいですか?って言っておいて、あとからサプライズで100000ルピアを渡したときのおじちゃんの驚きと笑顔、それに、そういう値段関係なく、自分のものを相手に与えて、幸せになってもらうことが、僕にとってすごく幸せ。だから、僕もとてもハッピーだった。
僕たちは、What’s appを交換して、写真を送信した。それから、「本当に優しくしてくれて、ありがとう。良い日を送ってね」って言って、僕たちは握手をして、僕はおじちゃんの元を去った。
ホテルに戻って、少し休憩をしてからコスメショップ巡りへ
インドネシアのバリ島で有名なコスメショップへ行きたかった。僕は、ちょうど使っているヘアオイルがなくなってしまったので、それも買いたかったし、オーガニックスキンケア商品は僕は大好きだ。それも、Ubudにたくさんいろんな店舗が揃っているので、そこに行くことにした。
まず、最初に向かったのが「Nadis Herbal」。Ubudの中心街にあって、行ったときはお客さんは誰もいなかったので、そこに30分くらい滞在。それで、友達やお母さんにお土産を買おうと思って、ハンドクリームやフェイスクリームを買うことに。僕は匂いオタクなので、本当にいろんな匂いをたくさんこだわりを持って楽しんでいた。
そのときが本当に楽しかったなぁと感じる。それで、結局リップバームと、perfumeを2つ、フェイスクリーム1つ、ハンドクリームを2つ、ヘアトニックを1つ購入した。
それから、2件目の「Sensatia Botanicals」へ。そこは、けっこう値段がするところで、本格的なオーガニックスキンケアのお店だった。そこは、古くからあるブランドらしくて、バリ島のナチュラルコスメブランドの先駆け的存在らしい。それもあって、すごく高かった。最初は、オーデコロンの面白い元素記号の書かれたもの「オスミウム」を買おうと思ったんだけど、ちょっと高かったのでやめることにした。
だけど、120mlで1000円する歯磨き粉はとても気になった。
三件目は「UTAMA SPICE」へ。そこも、僕のホステルから徒歩2分くらいのところで、本当に近い場所にあった。そこでは、僕が入った瞬間に店員さんがつきっきりで、僕を見張っている感じだった。もちろん、見張っているわけではなくて、店員らしくふるまい、僕に親切に説明してくれる感じだった。
だけど、僕はそういうのが嫌だった。だけど、もうそれにも慣れて、ヘアオイルを探していることを伝えた。すると、なんとココナッツオイルが置いてあって、それをおすすめされた。そして、匂いを嗅ぐと・・・僕は震えるほどに大好きになってしまった。「僕の探していたものがこれだ!!」って思わんばかりか、即購入を決めてしまった。匂いが本当に僕の大好きなココナッツの匂いで、本当本当に大好きになってしまった。
それで、僕はそのココナッツオイルを買って、今夜、髪に実際につけて試してみることにした。
実際に試してみると、いままで試したどのヘアオイルよりも長持ちして、ぱさつかなくて、時間が立ってもドライにならなくて、髪の毛が爆発しない。それに、最高の匂い。もう、僕は恋に落ちてしまった。明日、3本は買う。
夜ご飯は、近くのインドネシアレストランへ
今日も、夜ご飯は近くのインドネシアレストランへ。最近、ハマっているのがNasi Camperっていう料理で、中心にご飯があって、その周りにいろんな具材が配置されているもの。僕は、その中でもピーナッツだったり、ココナッツフライがとてつもなく美味しいし。それに、サテーもあって、僕の大好きなものしかない。
だから、今回もNasi Camperを注文した。最高だった。
それを食べているときに、前にロシア人女性が一人で食べていた。彼女は、普通の人なんだけど、笑顔になるととても素敵だなxって思った。彼女はおそらく25歳くらいなのかな?バイクのヘルメットを持っていたから、おそらくここに住んでいるんだなぁって思う。
だけど、夜を一人で食べるくらいなんだから、友達はあまりできないのかなぁって思ったり。でも、そんなことを思っているのは今で、当時はそういうことを考えられなかった。もし、そういうマインドだったら、僕は話しかけに行きたい。リスクを負っても、恥をかいても、拒絶されても。そうだよ。拒絶されてなんぼなんだから。そういう経験を繰り返して、人は成長する。だから、それは本当に大事なことなんだ。
日記を書くために、カフェを探すことに
こうやって、毎日いくら使ってるんだ!って思ってしまうほどに、最近は食事をしたり、デザートを食べたりしてしまっている。おそらく、それくらいしかすることがないからなのかな?一人の独身の人はデブが多いっていうけど、それはわかるなぁ。だけど、それはパートナーがいないからではなくて、「目標」がないから?なのかな。
もちろん、それだけで完結するわけではないんだけど、僕も最近、出会いがあまりないので、こうやってたくさん食べてしまっているのかも。しっかり、自分を見つめて直していかなきゃなって思ったり。
そして、それを飲んだあとは、またお腹が空いてしまったので、昨日行ったレストランで、Nasi Goreng Ayam(チキンナシゴレン)を注文することに。
そして、家に帰り日記を書いて、本を読んで、一日を終える。