Indonesia

バリ島ウブド・モンキーフォレストで野生の猿と触れ合う|一人旅での貴重な体験

モンキーフォレストへの訪問のきっかけ

朝食べたココナッツアイスクリーム

今日はモンキーフォレストへ行くことに!

モンキーフォレストについては、僕がチャングーエリアに住んでいたときにアレクサンドラとアンドレアとお話したときに教えてもらった。彼女たちは、今ヨガのレッスンをUbudで受けているところで、僕はついにUbudにあるモンキーフォレストへ行くことに。

入場料は800円くらいでやすかった。チケットを買って、中に入った瞬間にたくさんの猿がいた。それに、面白いことに入場する前の看板には、いろんな独自のルールが書いてあった。「サルが飛び乗っても怖がらないで、普通にしていてください」とか「サルの目を見ないでください」とか、そんなことが書いてあった。飛び乗るのが当たり前かのようで、本当にちょっとドキドキした。だけど、そんな経験ができるなんてっていうワクワクもあった。

 

初めての一人での動物園体験

そして、今日は一人で動物園に入るのが初体験だった。だから、とてもワクワクした。普段は、誰かと一緒に動物園へ行くんだけど、今日は僕一人だった。だから、どんな感情になるんだろうってね。

モンキーフォレストっていう名前のごとく、モンキーがたくさんいた。中には、赤ちゃんモンキーもたくさんいて、本当に可愛かった。僕が歩いていると、一匹の赤ちゃんモンキーが餌を探して、バナナだったり、食べかすの食べ物を探っていて、本当に可愛かった。

動物たちは、餌のことと繁殖のことしか考えていないんだと思うと、なんてシンプルな世界なんだろうって思ってしまうほど。でも、僕たちだって動物なんだから、すべての物事や行動の根底にあるのは「生き延びること、子孫を残すこと」なんだよね。でも、それを複雑にしてしまっている、というかなってしまっているのが人間。

 

群れの生態と興味深い観察

さて、そんなこんなで、モンキーを見て奥の方へ行ってみると、係員の人が大きな産声みたいなものをあげて、たくさんのサルを呼び寄せていた。バナナを箱からだして、たくさんのサルに与えていた。でも、彼らはバナナの取り合いで、需要と供給があっていないように感じた。

一匹のサルはバナナを取った瞬間に、一人で食べようと木の上に必死でよじ登り、一匹のサルがそれを追いかけたせいで、そのバナナを落としてしまい、結局見ず知らずのサルに取られるっていうストーリーだったり。一人の親ざるが、誰かの子サルをいじめていて、わめき声をあげているくらいだったり。なんか、暗黙の縄張りルールがある感じがして、すごく興味深かった。それに、一人の小さなサルが、オス2匹にレイプのようにされていたりして、すごく可愛そうだった。

それは、レイプなのか遊びなのかわからないけど、どう見てもメスの取り合うオスと、いろいろといじめられるような感じのメスだった。

 

至近距離での写真撮影

面白いことに、彼らと至近距離で触れ合うことができるから、僕はずっとDSLRで写真を撮影したり、動画を取っていたりすると、バナナを持った子猿が来てくれて、それをずっと至近距離で撮影していた。本当に可愛かった。サルも、僕たちと同じ動物で、なぜか一体感を感じた。

中には、疲れて集団でくっついて寝ているサルたちもいたり、手すりに抱きついて寝ているサル、毛づくろいをしてもらって気持ちそうにしているサルもいたり。本当にさまざまだった。やっぱり、サルにもいろんな性格があって、個性があるんだなぁって。やっぱり、動物は面白いし、興味深いなぁって。

そんなことを思いながら、モンキーフォレストの旅は終わった。

 

心が癒される自然との一体感

僕は、人生で初めてサルとここまで至近距離で、攻撃性がなく触れ合うことができた。本当に貴重な経験だったし、本当に楽しかった。改めて、動物がいると癒やされることは間違いないし、緑が多い場所にいると、僕はいつのまにか笑顔になっていた。一人だから寂しいとかそんなことはない。みんなが友達に思えてきて、ある種の一体感を感じる。そんな面白い、不思議な体験だった。