人生初の本物のゴーストを見る。1時間30分、鳥肌が無くならない。
今日、人生で初めてゴーストを見た。夜中に、変な夢を見ているなぁって思っていて、だれかに触られたのかもしれないんだけど、腰に違和感を感じていたのかそれで起きてしまった。
目を開けると、目の前に帽子をかぶった女性がいた。彼女は短髪で、肩の高さくらいまで髪の毛があった。ぼくのパソコンの充電器の青色の光、窓から少しもれる光、それと真っ暗の部屋に混ざってそれがいい感じにブレンドされているのか、本当にくっきり、彼女の顔を見ることができた。
ぼくは目を開けた瞬間、距離30センチ先にいるものだから、もう怖くて怖くて、びっくりした。最初、エレーナのお母さんが僕を見つめているのかと思った。なんて怖いんだろうって思った。だけど、それはもちろん違うくて、本当にゴーストだった。2秒くらい経過すると、それからすーっと相手は僕の驚きに気づいたのか、去っていった。本当に、ゴーストだった。
でも、それは悪い人ではなさそう。僕は、南無大師遍照金剛と南無阿弥陀仏をずっととなえていた。気づいたら、朝の8時になっていた。だんだんと光が差し掛かると、怖さもなくなっていった。だけど、本当に電気をつけようか迷った。
電気をつけようとする時に、もしそのゴーストがなにかしてきたらどうしようとか、もし目をつぶって再び開けてその人がいたらどうしようとかそんな恐怖があって、僕の体は常に鳥肌がたっていた。本当に怖かった。人生で初めてこんな体験をした。本当に怖かった。
朝、霊感のあるばあちゃんに電話して相談することに
朝、ばあちゃんに電話して、このゴーストが出た話だったり、ラトビアでのこと、フランスでのことをお話したりした。もしかすると、誰かの生霊かもしれないっていうお話もした。誰か僕のことを強く思っている場合、その人の生霊が飛んでくるだとか。怖い怖い。
ばあちゃんとお話した後は、自分の案件の公開作業や、請求書の発行をした。今月の給料は初めて50万円を突破するので、本当に嬉しい。そんなこんなで、いろいろとしていると、エレーナも起きた。
今日の僕は内向的だ。日によって、時間帯によって僕の性格は変わる
彼女は今日は11時に起きていて、おはようではなく、おそようだった。僕は、シャツを取りに行くために、お母さんのいる1階に行こうとしたんだけど、どうやって話しかけていいのかわからなくて、やっぱりいろいろと考えてしまう性格なんだなぁって思った。人によって違うだろうとは思うんだけど、どうしてもやっぱりそういう内向的な性格なのか、本当に出だしがわからない。いつか、解決できるといいなぁって思う。
だけど、前にもエレーナも言っていたけど、自分はどうやって話かけていいのかわからないって。だけど、僕はこうやっていまエレーナの元にいるし、自分もどうやって話しかけていいかわからない。
結局は似た者同士だから、きっと大丈夫だろうって思う。別に、気まずいわけではなくて、本当にこれは性格。仲良くなって、お互いに打ち解けるにはけっこうな時間が必要なのかもしれない。でも、複雑な性格だからこそおもしろいじゃないか。
今日のスケジュールも忙しい!僕は彼女と一緒にゆったりと時間を過ごすのが好きだなぁ
僕は少しだけ日記をかいて、それで1階へいった。下へ行くと、お母さんとエレーナがお話をしていて、いつもハロー!って言ってくれる。本当に優しいお母さん。昨日はよく寝れた?って言うものだから、僕は自分を隠さずに、嘘をつかずに、正直に「悪夢をみて、怖い体験をしたから寝れなかった」って言った。それでもいいんだ。別に自分が体験したことをそのまま伝えればいいいじゃないか。別に、相手がどう思おうがそんなのは関係ない。別にいいんだよ。
それから、お母さんはコーヒーとバゲットを用意してくれた。僕はエレーナの家で食べるバゲットは本当に最高においしいから、すごく楽しみだった。それから、コーヒーも用意してくれた。僕はそこで、シャツをとって、ついでに他の靴下も畳んで、2階へ行き、シャツを来て、それからVOGUEの赤色の服を着た。
今日は一日中雨が降るっていうことで、本当はモンタルバンっていう小さな城のようなところへ行く予定だったんだけど、プランを変更して、今日はエアロスコーピアっていうトゥールーズのAIRBUS博物館へ行くことにした。それで、夜は映画を見ることにした。僕はバゲットを食べながら、映画のお話をしたり。エレーナは英語のサブタイトルがある映画をリサーチしてくれた。だけど、僕は本当にフランスの文化を感じたいし、言語がフランス語でたとえ理解できなくても、その雰囲気を知ることこそが大事で、その中に、言語がわからないからこそ感じる特別なものがあると僕は思うから、フランス語の映画を見ようっていうことにした。
それで、僕は映画館ではなくて、家で映画を見るんじゃないかと勘違いして、下にパソコンを持ってきて、自分の映画リストをエレーナに紹介したりしていた。すっかりバゲットを食べるのを忘れていたので、バゲットを食べた。エレーナはタイタニックが嫌いらしい。すごく意味がわからない安っぽい恋愛映画のようだとか。そんなことを言っていた。タイタニックは3時間もあるものだから、僕はいまだ最後まで見ていない。
それからピアノを弾きたくなったので、ノクターンやトルコ行進曲、ソナチネ、ソナタを弾いていた。すると、お母さんもそれをうまいって言ってくれて、とてもうれしかった。僕が唯一できることってなんだろうっていうと、やっぱりピアノを弾くことだよなぁって思った。本当に。それから感じたことは、エレーナもエレーナのお母さんも、GiveのほうがTakeよりも好きだから、本当にいい人だとわかる。
実はエレーナのお母さんも霊感の持ち主だった
それから、外出する前には、僕の見たゴーストのお話を共有した。そしたら、エレーナのお母さんも霊感があるらしく、見えない力が働いているらしいだとか。家に入った瞬間に、息が苦しくなったりしたり、家にだれかいるのがわかるらしい。でも、それがいい人なのか悪い人なのかもわかるだとか。
昔、彼女の友達が自殺をしようとしていた時に、見えない力が働いて、彼女が運転をしている時に、Uターンして、あそこにいけ!っていう見えない直感が働いて、言ったらなんとそこに自殺をしている最中の友達がいて、彼女はそれを救って、今は彼女の友達は子供が2人いて幸せに暮らしているだとか。エレーナのお母さんは、見た瞬間にその人がいい人なのか悪い人なのかが心でわかるだとか。本当に僕のばあちゃんとそっくりだった。本当にばあちゃんも同じなので、そのことを共有した。
本当に、似た者同士というか、僕のおばあちゃんもジャズが好きだし。きっと、二人は気が合うだろうなぁって。ワインも好きだしね。だから、エレーナもお母さんに似てジャズが好きで、僕もおばあちゃんに影響されてジャズが好きなんだよなぁ。本当にそうやって見えない力が働いて、いまこうして彼女の家にお世話になっている。実際に、一緒に年越しを過ごすなんて1ミリも思っていなかった。だから、僕にとっては本当に信じられないこと。未だに、僕はエレーナの家にいるなんて、本当に信じられない。そんなことが起こるんだなぁって。本当に、不思議な力を感じた。
おそらく、僕はなにかしてあげられるのかなぁって思う。なにか、なにかがあるんだよなぁ。ご縁があるっていうことは。でもそれは、なにかまだわからない。だけどきっとなにかがある。
それから、朝ばあちゃんに電話した時に「つぎに海外に行く時はお線香を持っていくといいよ」と言われたので、飛行機の中に持っていけないんだよなぁっていうことを伝えた。そしたら、なんとエレーナのお母さんは線香があるからそれを炊こうって言って、白檀の線香を持ってきてくれたり、毎朝お参りをしているだとか。それも本当に共通していて、本当に信じられなかった。だから、本当に似た者同士が集まるんだなぁって。そう思った。
フランスのスーパー!ヨーグルトとチーズの種類が多すぎ!80センチくらいの巨大バゲット!
それからのこと、僕たちはまずスーパーへいった。フランスのスーパー。スーパーは思ったよりも高くなくて、チーズがめちゃくちゃ安かった。フランスのスーパーにはチーズがたくさん売られていて、これこそ本家なんだなぁって。それに、エメンタールやゴーダ、それからヤギのチーズも売られていて、ブルーチーズも。本当にすべてが安かった。それからバゲットも本当に大きかった。エレーナはギリシャヨーグルトが好きらしい。それに、KIRIもきちんと売っていた。
僕が荷物のかごをもって歩くと、「私が持つよ」って言ってきたので、本当に彼女は独立しているよなぁって思った。インディペンデンス。本当にフレンチってこうなんだ。かっこいいなぁって改めて思った。
しっかりと、自分というものを持っているので、本当にそれが素敵だと僕は思う。
それから日本のカップヌードルも売っていた。でもそのブランドは僕は一度も見たことがないカップヌードル。それから、サラミも買ってくれた。それに、僕が好きなカマンベールやヤギのチーズも買ってくれた。本当に申し訳ないくらいのおもてなしだった。僕も、本当に将来この10倍以上に返せるような素敵な人になる。
ずっと行きたかったAIRBUSの博物館へ!
さて、それからはエアロスコーピアへ。エレーナのお母さんがわざわざ僕たちのために、運転をしてくれている中、僕はすっかり疲れてしまって。というのも、昨夜のゴーストのおかげで寝れなかったのか。それで、寝てしまった。
エアロスコーピアへ到着してから、僕たち2人はエアロスコーピアへ。お母さんはカフェへ行った。僕は、エレーナのHelloTalkの投稿で昔、彼女がエアロスコーピアへ行った時の写真を見ていたので、「ああああああああ!ここ絶対に行きたい!」って思っていたところだった。だから、本当にそれがかなって、僕は幸せ者の何者以外でもない。本当にうれしかった。
エアロスコーピアでチケットは14ユーロだった。昨日、エレーナは僕にチケットを買ってくれたので、「僕が買うよ」って言ったら、「いいよ、私が払う」って断られた。どうやらフランスでは、というか彼女の友達では少なくとも、いつも割り勘らしいだとか。だから、フランスって本当に個人主義なんだなぁって、それが発見だった。
エアロスコーピアは本当に大きくて、外にはエールフランスのコンコルド、中にはエアバスの引退した機体がたくさん飾られていて、僕たちはそれを2時間くらいで見た。飛行機の内部をすべて公開していたので、僕たちは内部をすごく細かく見ながら楽しんだ。AIRBUSを組み立てるゲームもあったので、僕たちはそれを楽しんだ。僕はいい感じに作ることができたけど、エレーナは手こずっていたので可愛かった(笑)。
初めて、本当に間近でタイヤやジェットエンジンを見ることができたので、本当にそれは嬉しかった。本当にいい経験だった。
エレーナとはいつも一緒ではなくて、本当に個人個人で見ている感じだった。だけど、それが僕にとっては好きだった。もちろん、僕たちの時間は貴重だから、たくさんお話したいし、もっと彼女のことを知りたい。本当に1.5年前に出会って、定期的にお話をしている相手だから、仲良くなりたいって思った。だけど、彼女はいつも一人を好むのか、僕に何を話したらいいのかわからないらしいので、別にお話しない。だけど、それでもいいじゃないいか。ただ、まだ慣れていないだけだと思う。
そんなことを想いながら、僕はAIRBUSでの大きな機体を見て、驚いたりしていた。
もっと僕も、恥ずかしがらずに自分を出せればいいんだけどなぁって思った。だけど、なにかが引っかかる。なんで引っ掛かるんだろうって。それもわからなかった。でも、その答えはいつかはわかるだろうって思う。
おみやげコーナーでも超悩む!
そんなこんなで、2時間があっという間にたち、おみやげコーナーへ。そこにはコンコルドのレプリカやエアバスのポスター、それからバッチだったり、キーホルダーだったりがたくさんあった。僕は本当に迷った。エレーナは何か友達に誕生日プレゼントを買っていたんだけど、僕はワインのコンコルドがある蓋、バッチ、ネクタイピンのどれを買おうか凄く迷っていた。その挙げ句、僕はバッチとワインの蓋を買うことにした。エレーナには「ごめん!」って言う感じで、僕はずっと迷っていた。でも、お話はたのしかった。彼女はとても笑顔だった。気を使っているのかなぁ?気を使わせたくないなぁって思った。それも考えすぎだろうきっと!
ついに映画館へ向かう!超楽しみ!
さて、それでついにエアロスコーピアを出発し、僕たちは映画館へ向かった。僕は、後ろの席に座ってお母さんとエレーナがフランス語でお話をしている姿を見る。彼女は曇った窓にお絵かきをしていたり、お母さんに抱きついていたり。本当に二人は仲良い家族で、素敵だなぁって。それに、車も小さくて、2人用の車だから、それに古い車だから、余計になにか2人が輝いているように感じた。本当に2人は幸せそう。本当に素敵な家族だなぁって。感無量だった。いいなぁ。こんな家族なんだなぁって。フランスいいなぁって。そんなことを想いながら、半分寝ていた。
映画館に到着して、そこはなんと本当にビンテージで、映画館とは思えないところだった。普通はなにか建物なのに、本当に古いレストランの中にある映画館で、とってもCozyなところだった。すごく素敵だった。
映画館はとってもファンシーなところ
そこで、僕もエレーナもとてもお腹空いていたので、なにかを注文する予定だったんだけど、なんとディナーが始まるのが18時30分からということだったので、それまでの間40分間あった。僕たちは奥の方の暖炉がある近くの場所を選んで、そこでお話をしていた。
エレーナのピアノはとても素敵
僕はすごく眠たかったんだけど、エレーナは近くにピアノがあることを気づいて、そこでドビュッシーの月の光を演奏していた。めちゃくちゃこの雰囲気にあっていて素晴らしいなぁって思いながら、見ていた。彼女のピアノの演奏は、感情がこもっていて、とても美しい。
そして、彼女は途中で迷って弾けなくなってしまっていたんだけど、それですごく恥ずかしいっていうように感じたのか、側に行ったら顔が真っ赤になっていた。一人の女性にフランス語でなにか言われていて、とても褒め言葉だとは思ったんだけおど、その瞬間顔が真っ赤になってしまっていた。それで、お母さんのところへ行って顔を隠して、抱きついていた。本当にかわいすぎる。ああああ、これがエレーナなのかぁって思った。
それからのこと、僕はお母さんとジャズのお話をしたり、「このアルバム知ってる?」ってTAKE FIVEのアルバムや、「サックスフォンのこのジャズ・ミュージシャンを知っている?」っていうお話もした。エレーナは日本人でオーケストラをしているミュージシャンを見せてくれて、とてもかっこいいなぁって思った。彼も生物学を勉強していて、僕と一緒じゃないか!って思った。
そんなこんなで、時間も経過したので18時30分近くになって、僕たちはレジへ行き、彼女はチーズのセットかなにかを注文していた。また、お支払いをさせてしまって申し訳ない気持ちだった。彼女は僕に払わなくていいというのに、彼女は普通にお構いないしに払うので、GIVEが好きな僕にとってはちょっとコンファタブルではなかった。
僕はアペロの時間が大好きになった!なんて素敵なロマンチックな時間なんだろうって
それから、チケットも買ってくれて。そのチケットは青色の小切手のようなもので、それがチケットになるらしい。今日はLe parfum vertっていうコメディー映画を見ることになったので、それのチケットを買ってくれた。本当にヴィンテージですごくいいなぁって思った。
そんな話をしていると、赤ワイン2つと、ジュース、パン、ジャム、サラダ、チーズが揃ったので、ついに!僕たちはいただきますをした。本当においしかった。チーズは羊のチーズらしくて、ソーセソンっていうサラミみたいなもの、それからワイン。本当に最高だった。パンも最高においしかった。
昨日のガストロノミックよりも、今日のご飯のほうがとてもコンファタブルだしとても美味しいって思う。そんなことをお母さんにお話したり。とにかく、本当にたのしかった。だけど、まだ僕は気を使っていて、どうしても日本人の性格が出てしまう。失礼なことはしてはいけないっていう教えがすごく波紋になっている。もちろん、それはすごく大事なことなんだけど、それと同時にそのせいでフランスのカルチャーに入りきれていないのかもしれない。
もっと自由にふるまえばいいとは思うんだけど、まだ壁があるんだよなぁ。これをどうしたらもっと突破できるか。それはすべて自分次第。自分が悪いんだ。自分を変えれば、相手も変わる。
僕たちが観る映画の名前は「Le parfum vert」
さて、それで映画館へ。映画館はとてもヴィンテージで、普通の日本にある映画館とはまったく違っていて、とても構造が綺麗だった。席があまりなかったので、僕とエレーナは前の2席、それでお母さんは後ろの1席で映画を見た。
映画は、途中途中、なにかおもしろい雰囲気があるところだったり、表情でなにを言っているのかがわかった。こういうことさ。これこそ、言語がわからないから視覚を集中させることによって、新たな感覚を得ることができる。これはとっても大事なことだと思う。
最終的に、映画の内容はわからなかったけど、僕にとって素晴らしい経験になった。エレーナとお母さんのおかげで、僕はフランスのシネマでフランス映画を見ることができた。本当に感謝の気持ちでいっぱい。僕たちは、それから家に帰って僕はワインを飲んだのですごく喉が渇いていて、お水をたくさん飲んだ。明日はいよいよ!エレーナのおじさんに会いに行く!