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前のホステルで出会ったSufiと一緒にランチへ!

前のホステルで出会ったSufiと一緒にランチへ!

今日は11時くらいに起床して、定例会に参加。一人のメンバーの就職先が決まったということで、僕たちはお祝いモードだった。定例会が終わってからは、少しだけ案件をして、その後はSufiと一緒にランチへ行くことに!

 

 

ホステルでの運命的な出会いから今まで

Sufiと会ったのはホステルだった。前の記事でも書いたんだけど、僕はマレーシアに来る前にお金があまりあるわけではなかったので、マレーシアのKLで一番安いホステルに泊まろうって思った。それで、選んだホステルが一泊900円のところ。本当に日本では考えられないほどの安さで驚きしかなかった。でも、僕はそこのホステルに泊まろうって思って予約をした。見えない力が働いたのかもしれない。

そこのホステルは、思った通りにゴキブリは普通にいるし、やっぱり清潔感はぜんぜんなかった。それに、やっぱり安いホステルだからこそ、そこに来るゲストは普通のホステルに比べて、汚い人(失礼でごめん)が多かった。そんな中で、Sufiと出会った。彼は、ホステルに泊まっている理由は自分がホステルのオーナーになりたくて、今そのプロジェクトを考えているから、ホステルを実際に選ぶ人にとってどんなことが重要なのかを聞きたかったからだった。なんと驚くもの。それで、彼と一番最初に話たのは、「ジャカルタは3日で十分だよ」というアドバイスだった。それから、日が経過するごとに彼と話す機会があって、いろいろと旅について教えてくれた。そんな素敵な出会いのおかげで、僕は彼と知り合うことができた。それで、予約していたホステルの日程を短めにして、航空券2枚と宿泊先を3つ予約してしまった。そんなことがあるんだなぁって思うほどの驚きだった。

ひとつの発見だった。高いホテルほど、「安らぎ」は得られるけど、「人との出会い」は作りにくい。だけど、安い宿泊先ほど「安らぎ」は得られないけど、「人との出会い」は作りやすい。結局はそんなものだ。だから、必ず物事には「いい面」と「悪い面」があるんだ。僕はそう思った。それで、今僕は23歳。つまり、冒険をする時なんだ。だからこそ、「安らぎ」なんかよりも、もちろん「人との出会い」を優先するべきだし、そうしたい。だから、安いホテルに宿泊することは、大正解だった。

 

 

Sufiとはマレー地区のマレーシア料理を食べに行くことに

僕がマレーシアの料理を食べたい!って言うと、彼はすぐに彼のお気に入りのマレー料理のレストランを教えてくれた。それで、僕たちはそこに集合することにした。彼の英語は短縮形が本当に多いので、よく混乱してしまう(笑)。僕が住んでいるホステルと、彼のホステルはとても近い場所にあるから、本当は彼のホステルに集合して一緒に行く予定らしかったんだけど、僕が間違えて先に行ってしまった(笑)。

 

 

マレー地区のレストラン街へ冒険

僕は、いつも持ち歩いているSHUREのAONIC5で音楽を聞きながら歩く。そんな時間が大好き。何にも気を使うことなく、ただ歩く。そんなぶらぶらとした旅が僕は大好きだ。そんな感じで歩いていると、マレー地区へ到着。ほとんどがマレーシア人で、マレー料理のレストランがたくさんある街だった。僕はそこでSufiを待つことに。驚くことに、値段もそんなに高くなくて、すべてが手頃だった。たくさんのレストランがあって、伝統的な料理のNasi Lemakもある。すべてが美味しそうだった。

僕はSufiと会えることが本当に嬉しかった。普通なら、ホステルで「出会い」なんて日本ではないんだもの。なぜなら、「全てが便利」だから。

 

マレーレストラン

マレーレストラン

 

コミュニケーションを考えてみよう。それは「不便」から始まるんだ。今回も、僕が出会ったSufiとの会話は「インドネシアってどんなところ?」っていうことを彼に聞いたところから始まった。だから、全てのコミュニケーションを作ってくれるものは「不便」なんだ。あのホステルも「不便」なところがたくさんある。「洗濯機の使い方がわからない」「ゴキブリが出て気持ち悪い」「洗面所にボウフラが湧いている」「プールは何階にあるの」などなど。だけど、日本はすべてが美しく、綺麗で、すべてが整っているので、友達をホステルで作るなんていう事象がない。だからこそ、そんな不思議な感覚を感じながら、Sufiを待った。

 

 

Sufiと一緒に会って、彼の好きなレストランへ行くことに

Sufiがついに来た!彼は帽子と眼鏡をかけていたので、最初は気づかなかったけど手を振ってくれたのですぐに分かった!僕はどうやら違うレストランへ来てしまったということだったので、彼の好きなレストランへ案内をしてもらうことに。歩いているときは、レストランはどんなところなのかとか、冒険についていろいろとお話をした。彼はいつも元気で、明るいので本当にいいなぁって思った。

 

 

マレー地区にある、マレーシアレストランでマレーシアの郷土料理をマレーシアの友達と食べる

レストランに到着!そこは、ほぼ屋台という感じだった。今日は現在の王様の誕生日だから祝日ということで、みんな家に帰省したりしているらしい。だから今日は人が少なかった。僕は彼に案内されて、チキンとご飯を注文することに。それも、ほんとうに面白い。そのチキンが大量にあって、どう見ても辛そうだった。だけど、それは辛くないから大丈夫だよということで、僕は安心してそれを注文した。Sufiは手伝ってくれて、ご飯やチキンを注いでくれた。それから、サラダなども必要だったら加えてって言われたので、僕はレタスときゅうりを和えることに。

 

注文してくれた料理

注文してくれた料理

 

Sufiと一緒に

Sufiと一緒に

 

それから、席について店員さんは「飲み物何にする?」と言われたので、なにがあるのかなぁと思いきや、すぐにSufiが「マンゴラッシー」を注文してくれた。こういうテキトーなところが大好き。そして、もちろんマンゴーラッシーは僕の大好物だから、本当に嬉しかった。それに、なんと180円、安すぎて笑ってしまうくらいだ。

 

なんと海ぶどうが売っている!

なんと海ぶどうが売っている!

 

マンゴースティッキーライスがなんと120円!

マンゴースティッキーライスがなんと120円!

 

 

今日もたくさんの発見

なんと、マレーシアではチキンの料理にもかかわらず、ナイフがない!!それに、食べ方も違っていた。僕がチキンを切って食べようとすると、Sufiはマレーシアでの食べ方を教えてくれた。なんと、スプーンでチキンとご飯を一緒に食べる!フォークは使っていなかった。僕はフランス料理やイタリア料理に慣れているので、どうしても肉をフォークで指して口に持っていくという瞬間がある。だから、そんな文化の違いを味わうことができて、本当に楽しかった。

それから、彼はトレーダーについて教えてくれた。僕はとても不思議だった。彼はいつトレードを始めたんだろう。どんなきっかけだったんだろう。そんなことを聞いてみた。

きっかけは、礼拝のときに隣にいた人がiPadでトレーディングをしていて、それを見てかっこいいなぁ。こんな姿が自分の理想だなぁって思ったことだったらしい。それがきっかけで、彼はトレーディングの勉強を始めたとか。それで、すぐにトレーディングを初めてしまって、知識がないままやってしまったせいで大暴落を経験して大失敗をしてしまったらしい。それで、そこからたくさん学ぶことができて、「トレーディングは貪欲ではなく、待つことが大事である」という真実を学んだらしい。それは、本当にすばらしい発見なんだなぁって感じる。僕も学ぶことができた。FXなどの取引で大事なのは「待つこと」だとか。

それで、彼は実際にiPadで見せてくれた。トレーディングの画面を見せてもらったんだけど、すべてがレベルが高すぎてなにをやっているのか全くわからなかった。だけど、本当に興味深かった。僕も大学1年生のときに少しだけかじって大失敗をしたことがあった。だから、その画面を見て少しだけは理解することができた。だけど、テクニカルなことがたくさんあったのでそれは本当に難しそうだった。だけど、Sufiは器用に分析をしていた。BTCやUSDやGBPやJPN。彼は日本円に詳しかったので、すごく驚きだった。

それから、僕は「Physiology of money」っていう本は読んだ?っていうことを聞いて、なんと彼はもう読んでいた。それに、ロバートキヨサキの本もすべて読破していたらしく、それは信じられなかった。すごすぎる。僕はまだ「金持ち父さん貧乏父さん」しか読んだことがないので、すごいなぁって思った。だけど、トレーダーならば、読書は当たり前なのかな?

食事を終えてからは、僕は自分の名刺を渡した。メッセージ付きの。やっぱり、僕はシャイなので、なかなか言葉では言えないこともあるけどメッセージにすると相手に思いを伝えやすい。だから、それは本当にすばらしいものだなぁって思う。

 

 

彼は彼の故郷の地元でホステルを開業したいらしい

僕たちは会計を終えて、ホステルに戻ることに。なぜなら、彼の「感」が雨を察知したからだった。空が曇っていて、実際に雨が振りそうだった。それで、もし風があるならば大丈夫なんだけど、風がぜんぜん吹いていないので雨が降る前兆らしい。なので、僕たちはホステルの近くの場所で休憩をすることにした。

歩いているときは、彼のプロジェクトについてお話をした。彼は、彼の故郷の街でホステルを開業したいらしい。それは、普通のホステルとは違って「文化」「人間の本質」を体験できるホステル。つまり、コミュニケーションを生む「不便」を美しく、いい感じに取り入れるだとか。例えば、トイレの便座は暖かくない。料理も1からすべて作る。それだけではなくて、パーム油の元となる木を収穫できる体験だったり、民族衣装を着て、現地の人と踊ることができたり、現地の人のグループに入って一緒に料理を作る体験をすることができる感じだとか。

そんなすばらしいホステルはあるのか!?って思ってしまう。しかも、なんと8月に開業するらしく、もうあと2ヶ月。本当にそれはすごいなぁって思う。さすが、Sufiだなぁって思った。彼の冒険ストーリーに魅了されて、コタキナバルのチケットを買ってしまった。間違いなく、彼には人々を引き付ける魅力がある。僕が今度マレーシアに行くときは、必ず彼の地元へお邪魔する予定。それこそが、「本当の旅」であり、「人間という生き物そのもの」なんだ。

僕たちは、彼のホステル近くにあるコンビニの机で少しお話をした。彼は「イラク」や「アフガニスタン」にも行きたいらしい。僕も行きたい。だけど、それは怖い。だけど、彼は教えてくれた。

「怖い」と思われているものや、「行くな」と世間が言う先には、必ず「なにか」がある。

まさに、その通りだと思う。誰もしないことの先に、新しい発見があり、そこに大きな財宝が眠っている。だからこそ、みんながする真逆なことをすることこそが大事なんだなぁと思う。それに、そこに到達してこそ、「見つけたかった自分自身」を発見することができる。僕も本当にそう思う。だから、彼に「アフガニスタンに行くときは僕も誘って」って言っといた(笑)。

本当にその通りだと思う。僕は、99%の学生が「卒業後には会社に勤める」という決断をすることに対し、僕はリスクと引き換えに「フリーランス」になり、今世界を旅している。今、99%の学生よりも1000000倍くらい大きな発見を毎日している。

それから、僕たちは地元を紹介し合った。僕の故郷の街や家を見せたり、彼の故郷も見せてくれた。とっても魅力的だった。近くにきれいな海がある。そんなところは本当に素敵だなぁって。僕は将来絶対に行きたい。そう思った。

 

彼が書いてくれたメッセージ。とても素敵。

彼が書いてくれたメッセージ。とても素敵。

 

彼に僕の冒険ノートにメッセージを書いてもらった。本当にその内容は素敵すぎるものだった。一種の詩のようで、本当に感動してしまった。本当に、そのように生きようと思う。ありがとう。

今日も、彼からたくさんの教訓を学んだ。本当にありがとう!そして、僕たちはコタキナバルで会おう!って握手をして、バイバイした。